十一屋能村酒店は、1935年(昭和20年)頃に創業し、ここ千石の商店街にある地元の酒屋として、人々の生活に寄り添う店。
近年、大型のスーパーやコンビニエンスストアが増え、商店街は縮小していくが、十一屋能村酒店はスタイルを変えず経営を続けてきた。
2009年には店舗の一部で角打ちを始め、新たな酒屋のかたちとなった。
店内のアットホームな雰囲気はどこか落ち着く空間。コンセプトは「気軽に井戸端会議ができ、美味しい酒を呑むところ」。この古い佇まいはなんとも居心地が良く、一人で来られたお客さまでもそこに集う人たちと楽しく過ごせます。
また、昭和を彷彿させるこの店は、テレビ番組で取り上げられたり、雑誌に掲載されるなど、撮影で使用されることも多い。